Stress

夏休みの宿題より

ストレスとは、医学的にいうと「なんらかの刺激が体に加えられた結果、
体が示したゆがみや変調」のこと。
そして、その原因となる刺激のことを、ストレッサーという。
ゴムボールを指で押すと、ボールはゆがんだ状態になる。これが「ストレス」で、
押している指が「ストレッサー」ということになる。 指を離せば、ボールは元の形に戻る。
しかし、いつも抑えつけていたら、 ゆがんだままだ。体も同じことである。
ストレッサーは、大きく4つに分けられる。

物理的ストレッサー…高温や低音による刺激、放射線や騒音による刺激など。
化学的ストレッサー…酸素の欠乏・過剰、薬害など。
生物的ストレッサー…病原菌の侵入など。
精神的ストレッサー…人間関係トラブル、精神的な苦痛、怒り・不安・憎しみなど。

ストレスはたまっていくと、様々な病気を引き起こしてしまう。
例えば、過換気症候群、胃潰瘍、ノイローゼ、神経性胃炎、
さらに、心臓病の六割はストレスが原因と言われている。
では、なぜ病気にかかりやすいのかというと

自律神経がストレッサーに対し、仲介役となって、体内で「防衛体制」が整えられている。
ところが、ストレッサーによる刺激が度を超すと、その「防衛体制」は破壊されてしまい、
心拍の増加、血圧の上昇、筋肉の緊張などの変化があらわれる。
そして、この状態がそのままさらに続くと、疲労がたまり、病気にもかかりやすくなるのだ。

では、ストレスがまったくなければどうなるのか。

アメリカの心理学者が、ある実験をおこなった。 ストレスのまったくない部屋で過ごすと、
人間はどうなるかを調べたのである。
結果は、体温調節機能が低下し、暗示にかかりやすくなる。
そして妄想や幻覚を見てしまう。

つまり、体と心のバランスを保つためには、適度なストレスが必要なのだ。

「ストレスは人生のスパイスである」といわれている。
適度にあれば良く、少なすぎても多すぎても良くない。

ストレスとは刺激に対する反応ということもできる。その反応には当然悪い反応もあれば、
よい反応もある。つまり、ストレスには悪いストレスだけでなく、良いストレスもあるのだ。

良いストレスとは、例えば、目標・夢・よい人間関係など、自分を奮い立たせてくれたり、
元気にしてくれたりする刺激とその状態のこと。

悪いストレスとは、例えば、悪い人間関係・不安など、やる気をなくすような
刺激とその状態のこと。

しかし、同じストレッサーでも、受け止める人によって良いストレスになるか
悪いストレスになるかが大きく異なってくる。
例えば、スポーツの好きな人には、スポーツは良いストレス状態を引き起こすが、
スポーツの嫌いな人には嫌な気持ちを起こさせるということがある。

簡単ではないが、様々なストレッサーに対し、受け止め方を変えるなどして、
適度な良いストレスを持つようにすることを心がけることが、
ストレスとの正しい付き合い方といえるだろう。
たぶん。間違ってるかも、、、、